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 仙台はデザイン研究発祥の地?工藝指導所とは?記念碑と跡地ブルーノ・タウト剣持勇|代表作品]
 ●工藝指導所仙台本所跡地
〈現住所〉仙台市宮城野区五輪1丁目4-22
 庁舎は2階建で、第1工場が金工関係で第2工場と第3工場が木工と漆工関係でした。第1部木工第2部金工第3部意匠図案および庶務課の三部一課の体制でスタートしました。約1万平方メートルと広大な敷地面積でした。
現在の様子
  
※点線がかつての工芸指導所の敷地
 ■:工芸指導所建物 ■:現在の道路
 ■:現在の建物   ●:記念碑
 ●近代工芸・デザイン研究発祥の碑
●昭和45年9月12日に関係者有志が
工芸指導所の敷地の西北端に建てた近代工芸発祥の記念碑は、
その後北側に隣接する仙台市宮城野中学校の
フェンスの中に取り込まれ、
今なお静かに立ちつづけています。
高さ3m弱の郷土の自然石を活かしたこの碑は
剣持勇デザインで、正面には「工芸発祥」のプレートが
埋め込まれています。
記念碑正面

記念碑の横に建つ設立趣旨を記した碑
〈石碑に刻んである設立趣旨〉
「明治以来ひたすら西欧追従に急な時流の中で、
優れたわが国伝統の工芸に着目し、
その近代化をはかり輸出を振興するため、
さらには東北の産業開発の一翼をになって
昭和三年国立工芸指導所はこの地に創設された。
工芸指導所は工芸を産業の技術として高め、
わが国産業工芸の基盤をつくった。
また「見る工芸から使う工芸へ」の指導理念のもとに
ドイツの建築家ブルーノ・タウトを招き機能実験、
規範原型の研究を行うなど、近代デザイン運動を
世に先駆けて実践した。
まさに近代工芸及びデザイン研究発祥の地であることを思い、
之を記念し、心あるもの相寄りこの碑を建てる。」
 昭和四十五年初夏
●近年、金属板を囲む部分の破損が目立ってきています。
また、宮城野中学校のフェンスの中にあるため、
歩道から眺めるにも見難いので有志者で
なんとかフェンスの外にでるように
できないかと考えています。
この歴史的な碑を大切にすることは
「近代工芸デザイン研究発祥の地、仙台」を愛することです。
みんなでまもっていきましょう。
工藝発祥プレート